Nikon Df + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
思うところがあり、松屋銀座で開催中の「
世界のカメラ・中古市」へ行ってきました。
主催のI.C.S 輸入カメラ協会といえば、以前にICS 100個限定のNOKTON 35mm f/1.4 Black Paintを開店前から並んで購入したことがありました。
写りは量産型と同じですが、なんと言っても真鍮製のBPなので手触りも密度の濃い精密機械のような、そして使うごとに味わい深くなるレンズでした。
今回は、ちょいと気になるレンズを手にとってみたくなったので訪ねてみましたが、どの販売店にも全くありません。
銀塩カメラ本体は相変わらず多いのですが、レンズの数が劇的?に減っている気がしました。
あくまで私個人の感想ですけど。
以前、ある下町の有名なカメラ店主から聞いたのですが、中国から日本のカメラ店や中古市に目当てに大量に買い付けに来ると言っていました。
そこまではいいのですが、そのあとが問題だそうです。
「彼らの多くは、故障や経年劣化した場合オーバーホールや修理する習慣がなく、価値がないと判断すると破棄処分してしまうんだよ。困ったものだ。」
オールドレンズや銀塩ボディは、ある意味世界的な貴重な財産という想い入れがある私にとって、それを聞いて絶望的な気分に陥りました。