Nikon Df + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G ED
台風被害で幾度も破損や全塔倒壊などに見舞われながらも一生懸命に働いている風車。
こういった島で自然エネルギーを活かした電力発電を行っていたことは、今まで気にも留めていませんでした。
ただ、風力発電に関してはいろいろと問題があるようです。
風車の寿命が16、7年程度、台風に弱い、周辺住民への超低周波音の騒音による健康被害。ペットにまで症状が表れる事例もある、都市部のオフィスビル、データセンター、病院、工場等の大量な電力の安定供給はできないようです。
あと実際に観てみると、このロケーションにはとても似合わないです。
少し景観を損なっていると思いました。
オランダの風車のような、もうちょっと島に溶け込めるようなデザインはできないものでしょうか。
波力発電なども聞こえはいいのですが、この美しい海に発電用タービンを回す機械を多数浮かべるとなると、それも景観を損ないます。
ともあれ、これ以上島の火力発電所で化石燃料をバンバン燃やすわけにもいかないでしょうから、例えばホンダが開発をしている、燃料電池車の応用で各家庭で水素燃料をつくり、それを発電する燃料電池技術にとても期待しています。しかもCO2はゼロ、排出される水は浄水すれば飲料水にもなる夢のシステム。
というわけで、そんなことを考えさせられた宮古島旅行でした(笑)